第10章 Basic プランで使う (代替モード)
Shopify の Basic プランと Grow プラン (月額契約) では、外部配送料金サービス (CCS) を利用できないため、本アプリの通常の仕組み (CCS モード) が使えません。その場合でも、代替モードでチェックアウトに配送ルールどおりの送料を表示できます。
代替モードの仕組みと見え方の違い
代替モードでは、アプリが配送ルールを Shopify の配送設定へ反映し、チェックアウト時に正しい送料へ自動調整します。金額は CCS モードとまったく同じですが、見え方に次の違いがあります。
- 送料は「上限価格からの自動割引」という形で表示されます。離島料金・割引・上乗せが適用されるときは、元の価格に取り消し線が付いて割引後の金額が表示されます。
- 配送方法の表示は 1 行です。CCS モードで配送方法名の下に出る説明文の行 (割引の案内文・上乗せの内訳) は、名前に続けて 1 行で表示されるか、表示されません。
見え方の実例は、セットアップガイドの「CCS モードと代替モードの違いについて」でも確認できます。
有効化する
先に 1. 配送ルールの作成 (第1章) と 2. プランの選択 (第9章) を済ませてください。どちらかが未完了の間は有効化できません (ルールが 0 件のまま有効化すると配送方法が消えてしまうため、アプリ側で止めています)。
配送ルールがあっても、チェックアウトに出せる送料が 1 件も無い状態では有効化できません。 都道府県の料金がすべて「下書き」の場合や、「送料への上乗せ (加算)」のルールしかない場合が該当します。「有効にする」を押すと理由が表示されますので、案内に沿って直してからもう一度お試しください (→ 12-6c)。
- 左メニューの「セットアップガイド」を開き、手順 3 の代替モードカードで「代替モードを有効にする」を押します。確認モーダルが開きます。
- 変更内容を確認し、「同意して有効にする」を押します。有効化には数秒〜十数秒かかります。
有効化すると、ストアに次の変更が加えられます (確認モーダルに表示される内容と同じです)。
- Shopify の配送設定 (配送と配達) にある日本向けの配送エリアと配送料金が、アプリが管理する内容に置き換わります。元の設定は保存され、代替モードを無効にすると復元されます。
- チェックアウトの送料を調整するための自動割引と配送カスタマイズがアプリによって作成されます。
- これらはアプリが管理します。Shopify の配送設定から手動で編集しないでください (次回のルール保存時に上書きされます)。
有効化後の運用
- 配送ルールの保存・削除・アクティブ切替・並び替えを行うと、自動で Shopify に同期されます。セットアップガイドに最終同期の日時が表示されます。
- すぐに反映したいときや、同期に失敗した表示が出たときは「今すぐ同期」を押してください。
- 適用期間つきのルールは、1 日 1 回 (日本時間 0:00) の自動同期でも反映されます (→ 第5章)。
代替モードの制約
- 適用期間は日付単位です。時刻を指定した切り替えはできず、反映は日次同期のタイミングです (→ 第5章)。
- 「1 点ごとに加算する」上乗せは、カート 10 点分までがチェックアウトに反映されます (超過分は請求されません。CCS モードにはこの制限はありません → 4-3)。
- チェックアウトで住所 (郵便番号) が確定していない間は、アプリの送料は表示されません。カートに戻ってからチェックアウトへ入り直したときに送料が見えなくなるのはこのためで、正常な動作です (→ 12-6b)。
クーポン (割引コード) を発行するときの注意 (重要)
代替モードは、Shopify の自動割引を使ってチェックアウトの送料を調整しています。Shopify は双方の割引が「組み合わせ」を許可しているときだけ併用する仕様のため、クーポン側の設定によってはアプリの送料調整が効かなくなります。
クーポンを作成・編集するときは、必ず「組み合わせ」で「配送割引」を有効にしてください。
- Shopify 管理画面の「割引」から対象のクーポンを開く
- 「組み合わせ」 の項目で 「配送割引」 にチェックを入れる
- 保存する
無効のままだと、そのクーポンを適用したお客様のチェックアウトで調整前の高い送料が表示され、そのまま請求されます (→ 12-6d)。
送料無料クーポンなど「配送割引」そのものは、代替モードと併用できません。 アプリが送料を調整する仕組みと競合するためです。送料無料にしたい場合は、配送ルールの「配送料割引」(→ 4-4) をご利用ください。
併用できない割引がある場合、セットアップガイドに警告が表示されます。
モードを切り替えるときの注意 (重要)
CCS モードから代替モードへ切り替えるときは、CCS モードを無効にせず、そのまま「代替モードを有効にする」を押してください。
代替モードは「有効化した瞬間の配送設定」を保存し、無効化したときにそれを復元します。先に CCS モードを無効にしてから代替モードを有効にすると、あとで代替モードをやめたときに CCS の設定が復元されず、日本向けの送料が 1 つも出ない状態になります (復旧のしかたは → 12-7)。
CCS が使えるようになったら (通常モードへ戻す)
Shopify プランのアップグレードなどで CCS が使えるようになったら、次の手順で切り替えます。
- セットアップガイドで「代替モードを無効にする」を押します。保存されていた元の配送設定が復元されます。
- CCS モードが有効になっていない場合は、「CCS モードを有効にする」を押します。